日別アーカイブ: 2016年4月15日

システインにはL型とD型があります。

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このうち、美白効果があるのはLシステインの方で、肌トラブルが多い人に向いています。
システインは肉や魚に多く含まれていて、しみやくすみを改善する作用が期待されています。

しみやくすみができてしまう原因は、紫外線を浴びた時に作られるメラニン色素です。これが肌の中で過剰に作られてしまうと、皮膚に色素が沈着してしみやくすみの原因になります。
ただし、メラニン色素の生成には「チロシン」というメラニンの原料になるアミノ酸と、メラニン生成に関わる「チロシナーゼ」という酵素が必要です。
このうちのどちらかの働きを抑えれば、たとえ紫外線が当たってもメラニン色素が作られなくなるということです。

ただし「チロシン」は甲状腺ホルモンや脳内神経伝達物質を生成するときに必要になるので、不足するのは問題です。なので、メラニン色素の生成を阻害するには「チロシナーゼ」酵素の働きを抑えた方が良いです。
そこで出てくるのが、システインです。

システインは「チロシナーゼ」の働きを阻害する働きがあります。なのでメラニン色素の生成を抑えて、しみやくすみをできにくくしてくれます。
さらに、システインにはしみの元になるメラニンを脱色する作用があります。つまり、すでにできてしまったしみにも効果が期待できるということです。

以上のことから、システインは「チロシナーゼ」の働きを阻害することでメラニン色素を生成しづらくすることで、しみやくすみといった肌トラブルを抑制する、メラニン色を脱色してしみを薄くする効果が期待できること、がわかりました。
ただし、サプリメントを摂ったからといって即しみやくすみが消えるわけではありません。たとえメラニン色素が生成されにくくなったり、メラニン色が脱色されても、肌のターンオーバーが正常に働いていないとメラニン色素は肌から出て行きません。
ターンオーバーを正常化させるには、十分な睡眠をとって成長ホルモンの分泌を促すことが大切です。